気の合う彼

『美砂ちゃん?俺【鬼頭シンヤ(きとう)】っていうんだけど。同じクラスだから良かったらこれから仲良くしてね(^O^)』

 

『うん!こちらこそ宜しくね!』

 

 

 

 

 

 

…それから今日だけで100通を越す、たくさんのメールをした。

 

 

趣味の話、音楽の話、スポーツの話。

 

気が合ったせいか、凄く話しが弾んだ。

 

次の日、教室の席に座っていると、誰かが後ろから肩をトントン叩いてくる。

 

 

 

 

美砂がびっくりしてバッと振り向くと、後ろにはニコニコ笑っている茶髪の男の子が立っていた。

 

 

 

 

雰囲気はどこかカズヤに似ていて、すぐシンヤって分かった。

 

 

勝手につくっていたイメージとはあてはまらない。

 

 

 

かっこいいけどヤンキーっぽくて…美砂は戸惑っていた。

 

一ヶ月もすると、大体仲良しグループは決まっていく。

 

 

美砂は、チカとシンヤとカズヤの4人で行動することが多かった。

 

 

 

 

ある日、チカが美砂に深刻そうな顔で言う。

 

 

「あたしカズヤの事本気で好きになんだ!」

 

「まじ?!まぁ、カズヤ優しいしカッコイイもんね!美砂応援するよ!!」

 

「ありがとう!!あたし今からカズヤに告白するつもりなの。」

 

「チカなら絶対OKだよ!!頑張って!」