俺の女

毎日が楽しい。

 

 

 

 

ある日シンヤと何気なく話していた。

 

 

「暴走族ってグループの名前とかないの?」

 

「鬼族ってゆーんだぁ!」

 

シンヤは子供の様にニコニコ笑う。

 

「キゾク?」

 

「鬼に族で鬼族!…あ!明日集会があるんだけど、来る?」

 

「…恐くない??」
少し不安そうに聞く。

 

「大丈夫!皆いい奴だし!基本的俺の女に手出すなんて自殺行為だしね♪」
仲間に美砂を紹介したいらしく嬉しそうに答えた。

 

「うん!わかった。行く♪」

 

「じゃあ明日家に迎えに行くわ!!!」

 

 

 

行かない方がシンヤの為…美砂の為だったのかもしれない。

 

-夜

 

 

プップ!!
外でクラクションが鳴っている。

 

シンヤだ!
急いで外に出て、バイクの後ろに乗る。

 

 

 

 

 

バイクを走り出すと同時に美砂はシンヤに声をかける。

 

「ねぇ、シンヤのグループ50人ぐらいいるって本当なの??」

 

「あぁ!総勢53人いるんだぜ!5年後には、世界1にするつもりだし!」
ニカッと笑いながら美砂に言う。

 

そして、集合場所に着くとカズヤと美砂の知らない人が声をかけてきた。

 

 

「おい!総長なら集合30分前には来いよ。」
怒り気味でカズヤは言う。

 

「わりぃわりぃ!でも今15分前だから、そんな厳しくなさんなって♪」

 

 

 

「あーー!!この子がシンヤの彼女の美砂ちゃん??!」

 

 

シンヤが喋り終えた途端叫んだ、サングラスをかけた、見掛けは相当怖い男の子は無邪気な顔をして、ニコニコ笑っている。

 

すると、鼻と鼻が当たるくらい、その顔を近づけてきた。