接近するな

ジーと見つめて何かを言おうとした瞬間にシンヤが軽くその子の頭を殴り言う。

 

「アツヤ、テメェ、俺の女に接近してんじゃねぇよ!」

 

「…いー女ゲットしたねぇ〜♪美砂ちゃん、別れたら俺んとこに来てね!!」

 

「あほかっ!テメェ殺すぞっ!」
シンヤはアツヤを殴りながら言う。

 

「いてっ!うそだって!!…っごめんなさい!!わー!」

 

美砂は少し呆れ気味で、カズヤに言う。

 

「仲いいんだね。」

 

「うん。あの二人がこのグループの頭的な存在だし。アツヤはシンヤの次に強いからね。」

 

「やっぱ喧嘩強い順なの?」

 

「まあね…あ、おい!シンヤ、皆集合したみたいだぜ。」

 

「おー。ありがとなー。じゃあ始めっか!」

 

 

そう言うと美砂を後ろに乗せ、集合をかける。

 

 

 

するとバイクのまま、器用に並び始める。

 

綺麗に並んで皆がエンジンを切った瞬間にシンヤが叫ぶ。

 

 

 

「おーーっっす!!」

 

「「おーーっっす!!」」

 

「今日もとばすぞー!」

 

「「おーっっ!」」

 

「今夜はシンヤが女連れて来たから張り切ってくぞー!!」

 

最後にアツヤは、笑いながら言う。

 

 

 

すると、静まり返っていた状況は一変し、ざわつき始め皆美砂に注目する。

 

 

すると、美砂の顔を見るなり、また静まり返っていった。

 

なぜか皆深刻そうな顔をしてざわざわしている。

 

 

そんな中、アツヤが声をあげた。

 

「テメェ等ァ!!時間だぁ!とばすぞ!」

 

「「お…おーっ!」」