愛しい女

「うりふたつやなぁ。俺が殺した女…お前の愛しいカホになぁ?」

 

愛しいカホ?うりふたつ?なんの事?

 

 

続けて言う。

 

「似とるからか?その女にしたの。また俺が殺したろか?」

 

 

笑いながら言う北軍総長に、シンヤは殴りかかった。

 

 

同時に北軍の紫服と、鬼族の黒服は交ざり合う。

 

 

 

 

まるで戦争。

 

 

 

 

 

シンヤが殴りかかったのは、美砂のため?

 

…それともカホって子のため?

 

 

 

 

 

 

 

美砂は下を向いた。

 

1時間して決着が着いた。見事鬼族が勝った。

 

 

ボロボロになったメンバーを見て、美砂はコンビニで大量に薬を買い、一人一人手当をした。

 

 

 

 

帰りもシンヤの後ろに乗った。

 

初めてシンヤの家に行った。

 

 

 

 

 

 

 

こんなキモチのまま…行くつもりじゃなかったのにな…。

 

そして、傷だらけのシンヤにカホの事を問い詰める。

 

 

「カホって誰?うりふたつって?似てたから美砂と付き合ってんの?」

 

 

否定して…。

 

 

 

 

 

「…。ゴメン!」

 

 

ごめんって何?否定しないの?

 

美砂は目の前が真っ白になった。

 

 

 

「…最初は似てたから……。」

 

「何それ…。信じらんない!!シンヤのバカ!」